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魔法少女まどか☆マギカ#09ー一人にはさせない

さやかが魔女になった瞬間を見届けた形の杏子は、亡骸を抱いて魔女と対峙する。その窮地を救ったのはほむらだった。さやかの亡骸をそのまま保てるよう、ソウルジェムの力を分け与えていた杏子にキュゥべえは「甦らせることができるかもしれない」と告げる。さやかが自分と同じく一人きりであることを感じていた杏子は、友人だったまどかなら魔女となったさやかにも声が通じるかもしれないと考え、二人で魔女へと挑む。

という、第9話。

まどかと契約するためなら「宇宙のエントロピー」とかいう話すら持ち出してくるキュゥべえ。前回のほむらとのやりとりでその狙いが魔女を生み出すことにあるのでは?とやはり黒幕に近い存在であることは確定していたが、今回まどかに話した内容が本当なら、犠牲となる魔法少女を捜し出して魔女にするのがお仕事、ということになるか。話が本当でも言っていることが本当なら自分の敵だ、と判断したまどかは、友人の死でかなり追い詰められているはずなのにまだしっかりしている。

しかし、今回とうとう杏子がさやかへ同情していたという弱みを突かれてしまった。キュゥべえの狙いは超弩級魔女だというワルプルギスの夜を魔法少女が倒せないようにすることにもあったようで、そのためにほむらとの共闘を目指していた杏子が邪魔だったというわけだ。ついでに、ほむらを助けるためにまどかが契約してくれれば一石二鳥というところか。杏子はようやくまどかとも通じ合えたところで、ほんと「居なくなるなんて!」と思わせるちょうどいいタイミングで居なくなるなぁ……。最期はソウルジェムを使っての自爆攻撃。あれでさやかは杏子と共に天に召されたのだろうか?

これでワルプルギスの夜に対抗できるのはほむらだけ。まどかだけはこの事態に巻き込みたくないと思っているほむらだからこそ「もう誰も頼らない」となるわけだが、キュゥべえは「一人ではワルプルギスの夜には勝てない」と断言している。きっとほむら自身もそれはわかっているはず。今までのほむらは負けるとわかっていて戦いを挑むような無茶はしていないが、ワルプルギスの夜は放置できる相手でもないのだろう。

ところで、今回の魔女戦でまどかが捕まったシーン、一瞬だけこのままカヲルくんみたいに首ちょんぱになるのではないかと思ってしまった。マミさんの最期を考えると、あり得ないことじゃないよなと。

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