前回の記事では、展開図にはパターンがあるということについて説明しました。今回は、そのパターンについて説明して行こうと思います。まず、展開図に使われるパターンのことを折り紙分子といいます。これは、「折り紙の作品はこの分子達を組み合わして作れる」という、目黒俊幸さんが提案された折り紙の設計論のことです。また、折り紙分子といっても、さまざまなものがあります。今回はその中から基本的なものを紹介します。
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下は折り紙分子の基本形、上はそれを応用した形となっています。さて、どんな形になるのやら。それでは、トランスフォーム!
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左上の形は鶴の基本形、右上は「手」という作品になりました。そして、下の分子はそれぞれ「直角二等辺三角形分子」、「Yパターン分子」と呼ばれています。また、鶴の基本形は、すぐ下にある分子を4個つなげて作られています。「手」のほうは、Yパターン分子を4個つなげ、後の紙を上手くまとまるように出来ています。Yパターン分子は複雑な折り紙で、指などを作るときに使われたりしています。また、提唱者の前川淳さんの作品群によく見られます。平面に線だけ書かれた展開図も、こういった分子から出来ていると考えれば、同じように折れば出来ると思いませんか?(※当てはまらないものもあります)なかなかこの説明(画像)だけを見て分かる人は少ないと思います。なので、もっと深く理解したい人は「神谷流創作折り紙に挑戦!」という本を買ってみるのがお勧めです。以上、KIリュウでした。

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