あなたは「逆手」という漢字を今までどのように読んでいましたか??「逆手(さかて)に取る」などという言葉はよく耳にしますね。

逆刃刀

さて、実際の所はどんな読み方をするのでしょうか。

NHK放送文化研究所から発売されている「ことばのハンドブック」(P.49)によると、

「相手の出方を逆手に取る」
①ギャクテ ②サカテ
このほかの「逆手」は、次のように使い分ける。
(1)柔道などの場合「逆手を取る」・・・ギャクテ
(2)短刀・刀を「逆手に握る・持つ」・・・サカテ
(3)体操の鉄棒の「逆手車輪」・・・サカテ

とのことで、記事冒頭に書いたような「逆手に取る」という比喩的な使い方をする場合の「逆手」は、「ぎゃくて」「さかて」と両方の読み方をするようで、それ以外の逆手はそれぞれに決められているようです。

るろうに剣心の緋村剣心がこの持ち方をしていることでおなじみの「逆刃刀(さかばとう)」は、この使い分け方に即して考えると確かに「さか」という読み方で合っていますね。

よく使う言葉でも調べてみると複雑な使い分けがある、日本語ってやっぱり難しいですね。日本人だからといってしっかりとした日本語を使えているとは言えないということが分かります。

【参考】
NHK放送文化研究所

※記事内画像とアイキャッチ画像にはこちらの画像を使用させていただきました。諏訪工芸さんという模造刀、居合刀専門店です。全てのクオリティが高い!!

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