「ポッキー」「プリッツ」などのお菓子の製造元として有名な「江崎グリコ」さん。その社名の由来は、エネルギーの源となる酵素「グリコーゲン」から来ているそうです。

グリコさんはお菓子をはじめ、化粧品、スポーツドリンクなどを販売されていますが、最近発売された製品たちは、大阪市内の本社の敷地内にある「江崎グリコ健康科学研究所」で行われた研究の成果のたまものとのこと。そんなわけで今回は、2011年に発売が開始され、昨日(3/25)リニューアルが行われた「初期むし歯対策ガム  POs-Ca (ポスカ)」という波助にとっては目からウロコのガムについてご紹介しようと思います。

ガムを噛むだけで初期のむし歯対策ができるなんて、小さいころ歯医者さんに通いまくっていた波助からすると半信半疑なのですが、実はこの「POs-Ca」は特定保健用食品(トクホ)に指定されていて、日本歯科医師会・(財)日本学校保健会の推薦も受けており、どうやら本当にむし歯対策をしてくれるようなんです。健康科学研究所での研究が実を結んでいるようですね。

「POs-Ca」には味が3種類(クリアミント・ライチカモミール・グレープ)あります。個人的にはグレープ味をいただいてみたいところですが、無難な味はやはりクリアミントでしょうかね。

さてここで、なぜガムがむし歯対策に役立つのか、健康科学研究所の方のお話も交えてご説明します。

むし歯にならないように歯を守っているのは唾液です。唾液の中に含まれるカルシウムが歯に溶け込んで、それが歯を再石灰化していきます。歯には血管がありませんから、血液からカルシウムをとることができません。歯は、唾液からしかカルシウムを補給することができないんです。

むし歯にならないためには、まず失われたカルシウムを(唾液で)補給して、健康な歯の上にフッ素コートすることが大事なんですよ。(江崎グリコ健康科学研究所マネージャー  釜阪寛氏)

どうやら唾液の中のカルシウムが歯を再石灰化し、初期のむし歯にある小さな穴を埋めてくれるみたいですね。波助も歯医者さんでよく「フッ素塗布しますね」と言われましたが、確かにフッ素を塗るのは歯をきれいに磨いてからでした。むし歯を守るためには、フッ素よりもカルシウムのほうが重要なのかもしれませんね。

歯は唾液からしかカルシウムを得ることができません。唾液がたくさん分泌されれば、カルシウムも多くできて歯に補給することができる。だから、ガムが役に立つのですね。口の中で噛めば噛むほど、唾液がたくさん出てきますから。

また、このPOs-Caは「第三世代」のガムと呼ばれています。第一世代・第二世代のガムも存在していて、第一世代は巷でもよく聞く「キシリトール入り」、第二世代は「シュガーレス+歯の再石灰化を促進する」というのが特徴でした。では、第三世代である「POs-Ca」の特徴とはどのようなものなのでしょうか?先ほどと同じ健康科学研究所の釜坂氏によると…

第3世代のガムは、シュガーレスで、歯の再石灰化を促進する上に、歯を再結晶化してくれるガムということになります。第3世代ガムと言えるのは2011年に発売したグリコの「POs-Ca」だけです。かむことで、歯の結晶構造や硬度を取り戻すことができることを実証し、ガムとしては初めて特保を取りました。現在は、POs-Caの他に、POs-Caにフッ素を配合した「POs-Ca F(ポスカF)」という製品も販売しています。こちらは歯科医専用なので、歯医者さんにいかないと買えません。

このインタビューを読んで「POs-Ca」がなぜトクホをとれたのか、波助にはよくわかりました。ガムを噛むだけで初期のむし歯がほぼ元通りの歯になるんですもの、素晴らしいガムですよね。

ちなみに、先ほどの釜坂氏のお話にあった「POs-Ca F」は下の3種類。このガムを噛んでいれば、完璧に歯の健康を取り戻せそうな気がします。

ただ、お求めの際は[ilink url=”http://www.glico.co.jp/posca_f/clinic.html”]こちら[/ilink]のサイトから「POs-Ca F」を取り扱っている歯医者さんを探して、出向かないといけません。少し面倒かもしれませんが、このガムを購入して噛んでおけば、将来歯医者に行く回数が少なくなるかもと考えて、一度買いに行かれてみるのもいいと思います。

最後に、POs-Caを噛まれる際に耳寄りな情報を。記者さんと先ほどから登場されている釜坂氏のお話を紹介します。

――ようやく理解できました。そうやってでんぷんから抽出したリン酸化オリゴ糖カルシウムが入っているガムをかむことによって、唾液中のカルシウムが増え、唾液中のカルシウムとリンの比率を3:10から10:6くらいに変えることができる。こうすれば、唾液から歯にカルシウムが補給されて、再結晶化できる……ということですね。

釜阪: はい。カルシウムとリンが10:6、つまり比率が1.67くらいの状態を、私は唾液の黄金比と呼んでいます。POs-Caをかむことで、唾液が黄金比に近づくのです。

――そういう仕組みということは、もしかしてかみ方が大事なのではありませんか?

釜阪: そうですね、一回に2粒、20分くらいかけてよくかんでください。こうすることで、唾液が黄金比に近づきますので。

――かみ方のオススメはありますか? こんな時にかむと効果的だよ、とか。

釜阪: お好きなときにかんでいただいていいのですが、例えば(1)毎食後、プラーク内pHが低下するとき(2)昼食後など、歯磨きができないようなとき(3)唾液が出にくいと感じるとき などにかむと効果があると思います。

ということで波助も、消費税が上がる前に「POs-Ca」を買って食後などに1回2粒、20分間噛んでみたいと思います。何事も、耳寄りな情報は実践して自分のものにしないと、損ですからね。

さて、ここまで長々と「POs-Ca」について紹介してきましたが、波助としては、もっと早くにこのガムが発売されていれば、何回も歯医者に通って歯を削られるという痛く辛い思いをしなくて済んだのに…と嘆きたいところです。しかし、いくら「POs-Ca」といえども、対策ができるのは初期のむし歯だけ。歯垢(プラーク)がたまりすぎて歯に穴が空き、完全なむし歯となってしまったら手遅れです。覚悟を決めて歯医者さんに行きましょう。

そんなわけで、今現在むし歯になりかけの歯がある方や、小さな子供さんは、痛い思いをしたくないならまずはしっかりと歯を磨いた上で、おやつなどにこの「POs-Ca」を噛んでみることをお勧めします。

参考記事(一部引用)[ilink url=”http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1403/26/news027.html”]ガムでむし歯が治るってホント?――江崎グリコ 健康科学研究所訪問記[/ilink]

江崎グリコ「POs-Ca」ホームページは[ilink url=”http://www.glico.co.jp/posca/index.html”]こちら[/ilink]

※ 記事中の画像・アイキャッチ画像は「POs-Ca」ホームページより引用しました。

 

 

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