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理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーが発表した「STAP細胞」の論文に「ねつ造」の疑惑が発覚したのは今日から約1ヶ月以上前のことです。
1ヶ月が経ってもこの問題の真相が明らかにされることはなく、小保方氏側と理化学研究所側の主張が対立している中、世界が抱いている小保方氏と理化学研究所への疑惑が収まる気配は一向にありません。
一刻も早い真相究明と、STAP細胞の有無についての結論を出すことが求められています。

STAP細胞問題に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

そんな中、小保方氏の代理人が理化学研究所の調査委員会に対して本日付の質問文書を提出しました。
その質問文書の内容は「ねつ造、改ざんについてどのような解釈をしているのか定義を明らかにするよう求める」というものです。

なぜ小保方氏側がこのような質問をしたのか?
その原因は、先週明らかになった別の「問題」にあるといえるでしょう。

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「問題」を起こしたのは今回のSTAP細胞の論文問題に関する理化学研究所の調査委員会の委員長(当時)であった石井俊輔・理研上席研究員(上写真)。石井氏が執筆した乳がんを抑制するタンパク質に関する論文に「画像の入れ替え」という不正行為が見つかり、ネット上で疑義が指摘されました。これに対して石井氏は「オリジナルのデータがあり、不正な改竄ではない」と不正行為を「否定」しました。このことに対して小保方氏側が「小保方さんの論文が改ざんとされた一方で、調査委員会の委員長を辞任した石井俊輔氏の論文が改ざんとされないのはおかしい」と反発し、本日理化学研究所に質問文書を提出するに至ったのです。

小保方氏側が提出した文書では、理化学研究所に対し、調査委員会が認定した小保方さんの論文のねつ造や改ざんについて改めて否定した上で「2つの用語の解釈が明らかにされていないため双方の主張がかみ合わない」と指摘しています。
確かに小保方氏の論文も石井氏の論文も問題になっているのは「画像の入れ替え、切り貼り」というほぼ同じ事項です。なのに「小保方氏の論文は【改ざん】で石井氏の論文は【問題ない】」とされてしまうのは理解できませんよね。これに関しては私も小保方氏の行動を理解できます。

何より、論文の不正を調査する委員会の長を務める人間が不正ととられかねない問題を起こしていたということは由々しき事態なのではないでしょうか。石井氏はこの問題を受け委員長の職を辞する意向を固めています。しかし、1人の人間の辞職では払しょくできないほど、STAP細胞論文の不正に関する理化学研究所の調査の体制の甘さが浮き彫りになってしまったように私は感じます。

世界中の人々が注目している「STAP細胞」問題。私個人的にはSTAP細胞があることを望んでいますが、もしSTAP細胞があるのなら、どの科学者でも再現可能な方法で実証してもらいたいです。

迅速かつ客観的、そして信憑性の高い調査がなされることが最優先だと強く感じました。

参考記事:小保方氏側が理研に質問書、「ねつ造」「改ざん」定義求め

STAP問題、理研調査委員長が辞任へ 自身の論文データに疑義

※ 記事中の画像(下)は上記2番目のページから引用しました。

※ 記事中の画像(上)ならびにアイキャッチ画像はこちらのページ から引用しました。

 

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