福島第一原子力発電所の事故を受けて、twitterなどで「放射線被害を減らすためにはうがい薬を飲めばいい」などといったデマが出回っているとして、独立行政法人・放射線医学総合研究所は「根拠はなく、飲んではいけない」と注意を呼びかけています。
放射性ヨウ素が大量に体の中に入った場合に、内服薬である「安定ヨウ素材」を医師が処方する場合があります。
市販品にも、ヨードチンキやうがい薬、のどスプレー、 消毒用石けん、ルゴール液などにヨウ素が含まれていますが、
それらを安定ヨウ素剤の代わりに飲むのは絶対にやめるよう呼びかけています。
理由は、
①うがい薬などの市販薬は内服薬ではなく、ヨウ素以外の成分も多く含まれているので、飲むと体に有害な作用を及ぼす可能性があります。
②飲んだとしてもヨウ素含有量が少なく、放射性ヨウ素が集まるのを抑制する効果はありません。
ワカメなどの海藻にもヨウ素は含まれていますが、
含まれる安定ヨウ素が一定ではなく、十分な効果を得られるかは不明、それに、
昆布などはよくかんで消化しなければならず、吸収までに時間がかかるため、十分な効果はありません。
安定ヨウ素剤は医師が処方するもので、原子力災害などの緊急時に指定された避難所などで服用指示があった場合のみ服用する指示をしています。
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