『・・・・さあ、どうしましょう。この状況は・・・。』
吉良は悩んでいた。
『ごはん・・・?それとも・・・パン・・・?』
朝ごはんで悩んでいた。
『ぼくは日本人ですよね・・・。なら日本人らしくごはん・・・?でも消費期限が近いコーラジャムがあるんですよね・・・。』
しょうもないことで悩んでいた。
「しょうもなくなんてありません!これは究極の選択なんです!!う~ん・・・どうしましょうか・・・?」
重要なことで悩んでいた。
ぷりーずどんせいゆーあーれいずぃー♪
「あ、電話だ!」『こんな時にだれなんでしょうか。』
「もしもし、吉良です。どなたでしょうかー?」
「稔!何やってんの!!今日は9時から図書館で活動するって言ったでしょ!」
「あ・・・・。ゴメン!すぐ行きます。」
吉良は朝ごはんをあきらめた。
ちなみに電話の相手は同じ部活の平野奈々。
今日、部活動をすることを吉良は完全に忘れていた。
『まぁ・・・仕方ないか。昼までくらいなら朝ごはん食べなくても平気でしょう。』
「いってきまーす!」
吉良は元気よく外へ飛び出した。
・・・・が、
『あ、暑い・・・。なんなんですか・・・。この異様な暑さは・・・・。』
その日はその年一番の猛暑日だった。
そんな中、朝ごはんを食べずに出てきたのだから暑さで体力が急激に奪われた。
『はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・もう・・・だめ・・・だ・・・。』
バタッ
案の定、吉良は倒れてしまった。
だが、幸い吉良を迎えに来た平野に病院へ運ばれ助かった。
朝ごはんはしっかり食べようね♪
続く・・・?
はい。朝ごはんはしっかりと食べましょう。
朝ごはんを食べないと、暑さにやられてしまいます。
でわでわ。以上kagaminがお送りいたしました♪