一応パチスロ機「Rio」シリーズのヒロインを主役にしてはいるけれど、その内容はほぼオリジナルなアニメ「Rio-RainbowGate!-」。
第1話のポーカー対決で、対戦相手が捨てたカードをなぜかリオが手元に持っていて「これはリオの超絶テクを示すものだ!すごいアニメが来たな!」みたいな擁護カキコがあったけれど、第2話以降を見るとただのバカアニメ。
このアニメを作っているのは加戸誉夫×XEBEC。近年のXEBECといえば「かのこん」「To LOVEる -とらぶる-」「れでぃ×ばと!」「えむえむっ!」とムチムチしたエロいアニメ制作が多くて、Rioもきっとその系統なんだろうけれど、第1話~第3話で楽しめたのはそういうエロ要素ではなくて、リオが挑む勝負と相手のバカっぷり。
第1話の変態紳士は幼女の持っていたぬいぐるみが欲しいという理由でポーカー勝負に挑み、簡単にフラッシュが揃いそうなところから手元にQを残して「俺は残り3つの女神を引き当てる」と意気揚々とカードチェンジして敗北。
第2話のイケメン変態(CV:高橋広樹で変態度200%アップ)はまるでボウリングのような巨大ルーレットに挑み緻密な計算による投球を見せるも、剥がれた絆創膏が誤差を生みだして敗北。
第3話の手羽先大好き幽霊ババァはダイス勝負、辛い手羽先を食べさせられて集中が途切れリオへの妨害に失敗して敗北。
そして第4話では、ライバルとしてリオの幼馴染みリナが登場。バトルは、1発外すと身につけたアイテムが1つなくなるディスクシュート(クレー射撃)。1話から3話に比べるとバトル自体は地味で駆け引き要素もなく、ちょっと位置づけの弱いバトルだった。むしろ大事なのはリナの投入によりリオーリナーミントの三角関係を形成させたことだろうな。次回はロボ子登場で、さらにカオスが深まるようなので、「作品全体のストーリーよりも1話あたりのインパクト」が楽しみな人は是非見て欲しい。たぶん途中から見てもすぐに理解できるので。