「テルマエ・ロマエ」(著・ヤマザキマリ)が、阿部寛、上戸彩主演で実写映画化します!
「テルマエ・ロマエ」は現在コミックビームにて連載中のコメディーマンガ。
書店員の選ぶマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品で、「このマンガがすごい!」2011年版オトコ編2位にも選ばれています。
あらすじ
舞台はハドリアヌス帝時代、西暦130年代の古代ローマ。浴槽を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスは、革新的な建造物が次々に誕生する世相に反した昔ながらの浴場の建設を提案するが採用されず、事務所と喧嘩別れしたことで失業状態に陥ってしまう。
落ち込む彼の気を紛らわせようとする友人マルクスと共に公衆浴場に赴いたものの、周囲の騒々しさに耐えかね雑音を遮るため湯中に身を沈めたルシウスは、壁の一角に奇妙な排水口が開いているのを見つけ、仕組みを調べようと近づいたところ足を取られて吸い込まれてしまう。 不測の事態にもがきながらも水面に顔を出すと、彼はローマ人とは違う「平たい顔」の民族がくつろぐ見たこともない様式の浴場に移動していた。これ以降ルシウスは自分の意志とは無関係に度々「平たい顔族」の風呂へ訪れては、それが自らの創意工夫によるものではないことに若干の後ろめたさを感じつつ、そこで得たアイディアをローマでの浴場設計に活かし名声を勝ち得ていく。
「平たい顔族」、それはアジア系有色人種の未来の姿。すなわち現代日本人であり[2]、ルシウスは浴場を使ったタイムトラベラーとなっていたのだった。
Wiipediaより引用
主人公であるローマ人のルシウス役を阿部寛さん、映画オリジナルキャラクターの平たい顔族(=日本人)の真実役を上戸彩さんが演じます。
阿部さんは「日本の風呂文化と古代ローマのテルマエ文化を対比させた原作の視点が面白い。時代、国境を越えて裸の人と人との付き合いがほのぼのとしていて、なごまされるコミカルな原作だが、映像では古代ローマ人・ルシウスの役を大真面目にやりたい」と気合十分。
上戸さんも「古代ローマと現代日本を行き来するという設定、阿部さんの演じるルシウスが面白すぎなので、私も負けないように、平たい顔族代表として真実を思いっきり演じたいと思います」と意気込みを語ります。
原作者で、イタリア人の夫をもつヤマザキマリさんは、「正直、原作を超えてしまいそうな大作になりそうでびっくりです。阿部さんは実に見事に古代ローマ人・ルシウスを演じておられ、ロケ地のイタリア人のスタッフも思わず「本物のローマ人みたいだ」と呟いていました。本当に凄いです!!」と語り、今回の映画化に期待が高まります。
現在すでにローマにてクランクインしており、5月上旬にクランクアップの予定。
公開は2012年、全国東宝系にて公開だそうです!
現在、テルマエ・ロマエの公式サイトで第一話の試し読みができます。
原作をまだ読んでおらず、気になる方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょう?
ではでは、ともぞーでした。