今日は曇りでしたが、最近は雨が続いてましたね。僕は湿気で髪の毛がボサボサです(>_<)。そんな雨の日にふと思い出す美容法が「かたつむり美容法」。これであなたもアイドルだ!!
じつはこれ、南米から北米、ヨーロッパからアジアまで急激に広まっている美容法なんですよ。今回は、「かたつむりが肌をスベスベにしてくれる」とはどういうことなのか、じっくり見ていきます。
かたつむり美容法の由来
じつは、「かたつむりの身体から分泌された粘液が美肌を作る」ことは、世界各地でかなり昔から知られていたとのこと。
たとえば、ドイツやスペイン、フランスではかなり昔からかたつむりが美容にいいと言われ、食用にも用いられていたり、南米コロンビアではかたつむりを手に這わしてかたつむりの粘液を付けていたとか…。
最近では、チリのエスカルゴ(食用のかたつむり)業者の手の傷の直りが早いということで、詳しく調べてみたら、かたつむりが這った後に残った分泌液には、エイジングケアでおなじみの成分、タンパク質の分解酵素プロテアーゼが含まれているのが発覚。それがもととなって、化粧品や美容液にかたつむりが使用されるようになり、天然由来成分のカタツムリエキスを使った美容法が、ブームへとつながりました。
かたつむりの成分
コラーゲン
10代後半をピークに減少していくと言われるコラーゲン。人間の体内に最も多く含まれるタンパク質で、お肌の真皮層の主成分もコラーゲンです。肌のハリを保つ柱・枠組みを作る役割を持っていますが、これが不足するとその枠組が崩れ、保湿効果が衰えてお肌に水分が不足しカサカサ肌になってしまったり、ハリがなくなって、老けて見られてしまいます。
エラスチン
一方、20大後半をピークに減少していくと言われるエラスチンも、かたつむりには豊富に含まれています。エラスチンも体内や皮膚の真皮層に多く含まれているタンパク質で、コラーゲンを補強し、肌のハリが失われないようにする役割を持っています。
プロテアーゼ
かたつむりの分泌液に含まれているプロテアーゼは、はちみつにも含まれているタンパク質分解酵素で、美しくなめらかな肌を手に入れるために大切な成分。古い角質に含まれるタンパク質の結合を切って、老廃物や汚れを除去してくれるので、なめらか肌に近づけるそうです!
コンドロイチン
コンドロイチンも、加齢とともに失われる成分の一つで、ネバネバしたものに含まれており、人間の体にも至る所に存在している成分です。特に、身体の中ではタンパク質と結合して、軟骨や皮膚に多く含まれている成分です。関節痛にいいと知られるコンドロイチンですが、実は、傷を速やかに直したり、保湿能力に優れているので、美容のためにも大事な成分なんですよ。
というわけで、雨の日にかたつむりをみつけたら、気持ち悪がらずに、優しくしてあげましょう。べっぴんさんになれるはずです!!(笑)
以上Kara-Kichiでした。