バラエティ番組やクイズ番組を中心にテレビの“盛り上げ役”として活躍しているお笑い芸人たち。
そんな芸人の中で「嫌いな芸人」は誰なのか、現在発売中の雑誌「日経エンタテインメント!8月号」(以下、日経エンタ)では、今年で10年目を迎えた恒例企画「お笑い芸人人気調査」の結果を発表しています。
この調査は、同誌編集部がピックアップしたお笑い芸人206組を対象に質問を行い、10〜50代まで5歳きざみで男女各50人、60代は男女各50人の計 1,100人から回答を得たものです。
「好きな芸人」では明石家さんまが10年連続1位のV10を達成したが、今年の「嫌いな芸人」では、過去9年の調査で1 位を独走していた江頭2:50が陥落しました。
そのかわりに、昨年2位だった島田紳助が「嫌いな芸人」のトップに立ちました。
同誌は今年の紳助の順位について、「この3年では、『嫌い』にランクインしながら、『好き』の5位以内にも必ず名前が挙がっていましたが、今年は、『好き』では16位と例年より低く、逆風が強いことがうかがえる」と解説。
「嫌い」の順位が1つ上がっただけでなく、「好き」の順位が大きくダウンしていることから、過去の動きとは異なる傾向がハッキリと現れているそうです。
2 位は江頭。
過去9年間は不動の“嫌われ方”でした。しかし、この調査は4月下旬から5月上旬と、東日本大震災後に行われているため、3月に江頭が自ら2トントラックを運転して救援物資を被災地に届けたという心温まるニュースが大きく報じられたことが、「影響もあると考えられる」と同誌は分析しているそうです。
3位には楽しんごが初登場。
昨年から一気にブレイクし、テレビやイベントなどに引っ張りだこの状態ですが、「好き」では6位、「嫌い」では3位と賛否両論の評価となっているそうです。傾向としては、特に男性からの反感が目立っているらあしいです。
今年の調査で初登場したのは、楽しんごのほかに、8位のコウメ太夫、15位の品川庄司、19位の千原兄弟など。
皆さんは今、どのお笑い芸人が嫌いですか?