「復興五輪」を掲げて東京都が20年夏季五輪の開催都市に名乗りを上げた。被害が大きかった3県では歓迎の声が聞かれた一方、「五輪と復興がどう関係するのか」と疑問の声もあった。

 宮城県の伊藤和彦・震災復興・企画部長は「宮城の回復ぶりを示し、復興の象徴となるかもしれない」と期待を寄せる一方、「外国から招く際に放射能の問題が出てくるだろう。原発は首都圏の電力を支えてきたのだから、石原知事は首都圏のエネルギーをどうしていくのか示すべきだ」とくぎを刺した。

 宮城県登米市の農業、内田晃由(てるゆき)さん(25)は「スポーツで日本全体が明るくなれば、と期待する。招致できたらとても楽しみ。ただ、五輪がそのまま復興につながるとは思わない。復興と結び付ける必要はないのでは」と話した。

 岩手県釜石市の地方公務員、佐野敦子さん(35)は「具体的に東北にどういうメリットがあるのか分からず、東京中心の考え方だと受け止めてしまう。復興を掲げるなら東北で開催すべきだ」と話した。

 また、福島県の佐藤雄平知事は「招致活動が功を奏し、被災地をはじめ日本全体に希望を与えるオリンピックが、我が国で開催されますことを期待いたします」とのコメントを出した。

~~Kara-Kichiさんの声~~

復興五輪って言っても、復興するのは東京じゃないと思う。

てか、なんでもかんでも復興と結びつめるのはやめてほしいですね。