先日INS-MAGAZINE.NETでも取り上げた、中国のネットユーザーからの指摘を発端に、“パクリ疑惑”が浮上した中国の高速鉄道アニメ「高鉄侠」。中国でも以前放映されていた日本のアニメ 「超特急ヒカリアン」と、設定やキャラクターデザインなどの類似点がたくさん確認されたことで、大きな騒動になっています。
こ の騒動を受けて、「高鉄侠」制作会社の責任者がコメントを発表しました。パクリ疑惑を否定すると共に、放映延期を発表しました。
“パクリ疑惑”につ いて「『高鉄侠』は唯一無二」と盗用を否定し、あくまでもオリジナル作品であることを強調した。そしてネットにアップロードされている両作品の比較動画については「あの映像はサンプルだ」と強気な姿勢を崩さず、実際に放映する本物とは異なるとしている。
そのほかにも“パクリ”ではない点として、「両作品のロボットの造型が異なる」「時速が異なる」ことなどを挙げて反論しました。
しかし、時速に関しては地元紙 の記者から「比較動画で表示されているのはともに200km程度では」と突っ込まれているうえ、中国のネットユーザーはそもそも時速などを大きな問題 としていないので、このコメントで“パクリ疑惑”を払拭できるとは言い難い状況です。
私的には、このシンクロ率はもうパクリとしか言えないと思うのですが、それはまだわかりませんね。
ではでは。