中国との尖閣諸島同様、竹島(韓国名:独島)の領有権の主張で揺れる日本と韓国。
緊迫状態が続くなか、ある動画がYouTubeで注目を集めています。
その動画とは、日本の古地図と韓国の古地図を比較したものです。
それによると、西暦512年から竹島の領有を主張する韓国の地図には、
同島が描かれたことはないというのです。
動画は2011年の6月に公開されたもので、公開後の2カ月間で約10万回視聴されていて、
大きな注目を集めています。
動画では、日本10枚、韓国11枚もの古地図を比較しています。
韓国は于山島(うざんとう)を竹島であると主張しているようなのですが、動画の説明では、
その島は現在の竹嶼(チョクト)島ではないかとしています。また同国の地図には、竹島の位置するところに
島が描かれたものはなく、韓国が同島を領有していた根拠そのものが乏しいと指摘しています。
ちなみに韓国で竹島問題を研究しているアメリカ人のゲーリー・ビーバーズ氏は、1760~1910年の
朝鮮王朝の国政全般を記した官撰(かんせん)の「日省録」の内容から、「于山島=竹嶼島」
と結論付けています。
いずれにしても、日韓の間で竹島問題が決着するには、まだまだ時間がかかりそうです。
◆リンク◆
竹島問題の検証動画「韓国の古地図に竹島を描いたものは1枚も存在しない」
これがもし本当なら、竹島は日本の領土であると思います。
どうして領土問題について日本側は強く出ないのか不思議に
思います。おそらく私が考えている以上に、複雑で難しい問題
なのでしょう。それでも日本側ももっと強気に出て欲しいなと
思いました。