サイモン・フレーザー大学の研究者は、ヤモリの足に働いている力に着目し、その原理を応用して垂直の壁を登ることができるロボットを開発しました。
ヤモリのことは皆さんご存じでしょう。窓とか壁とかにくっついている爬虫類です。
そして、窓や壁にくっつく力(=ファンデルワールス力)を応用したロボットが開発されました。
それがコチラ!
名前をTBCP – IIといいます。
見た目は全くヤモリヤモリしていないですが、ヤモリのように垂直な壁をスイスイ登ることができます。
将来的に配管や建物の中、がれきの下などでの活躍が期待されています。
ファンデルワールス力について補足説明
ファンデルワールス力とは、電荷を持たない中性の原子、分子間などで主となって働く凝集力の総称のことです。
要約すると、原子などのミクロの世界ではたらく力のことです(たぶん)