株式会社電通は、3月5日に
自分の興味・関心を追及する「オタク層」視点での世の中を研究し、オタク層視点でマーケティングするプロジェクトチーム
「オタクがラブなもの研究所」(DENTSU OTAKU LOVE LABORATORY)を発足しました!
ソーシャルメディアの急速な浸透により、今までニッチであったオタクコンテンツが広く一般に波及し、映画やテレビドラマ、アニメ、バラエティといった幅広いエンタテイメントコンテンツに大きな影響を及ぼすようになっています。
もともと情報感度が高く、幅広いカルチャーに精通するオタク層はコンテンツビジネスにおけるトレンド感覚にも優れており、オタクコンテンツが一般化する日本社会の中で、アウトサイドな存在からトレンドセッターへと変貌しました。
こうした時代の潮流に着目し、今後、トレンドセッターとしてのオタク層、この層が注目する良質なコンテンツを研究することにより、エンタテインメントコンテンツ市場におけるトレンドの兆しをいち早く掴み、日本のコンテンツビジネスを活性化させるさまざまなソリューションを提供していきます。
てっきり悪ふざけのようなものかと思ったら、凄くマジメな研究所のようです。
確かに、テレビや雑誌を見ていると、昔に比べ「オタクコンテンツ」がずいぶん浸透してきているように思います。
私が最近一番ビックリしたのは、ボーカロイド曲が民放のバラエティ番組のBGMとして普通に使用されていたことですねw
「オタク層」が元で広まった言葉もたくさんありますし、どんどん一般に受け入れられていってるのは明らかです。
この「オタクが好きなもの研究所」で昨秋第一回「オタクが好きなもの」調査が実施され、この調査で「美オタ」層の存在が明らかになりました。
~第一回 「オタクが好きなもの」調査で「美オタ」層の存在が明らかに~(PDFファイル)
この研究所ではオタクは情報感度、発信力が高く、トレンドの発信したり大きく広げていくと考え、さらに今までのオタクの守備範囲にはなかったファッション・ビューティにも強く関心を向ける「美オタ」が、今後重要になってくるそうです。
【美オタとは】
◆ビューティーやファッション感度が高く、見た目は普通の女性であるが、中身はオタク。
◆「ファッションを楽しみ、友人とのランチを楽しむ女性モード」と「自分の興味・関心を追 及するオタクモード」の二つを使い分ける。
◆世の中の情報やトレンドに対する関心が高く、積極的に情報収集・情報発信を行う。
◆男性からの好感も高く、恋人がいる確率が高い。
調査は「アニメ高感度層」と「美オタ」との興味・関心を向けるポイントの違いを分析するなど、とても面白いものになっています。
この研究所を発端に今まで以上にオタク文化が認められ、広まってますます私たちに住み良い世の中になりそうですねw
ではでは、ともぞーでした。