ネット上でも話題になったらしいので、既に知っているという方もいるかもしれませんが、今日は「逆説の10ヵ条」というものを紹介したいと思います。
この本はニューヨーク生まれのケント・M・キース(Kent M.Keith)さんが大学生時代に書いたものだそうです。
皆さん、マザー・テレサという名前を一度は聞いたことがあると思いますが、彼女もこの言葉に感銘を受けたそうです。
「逆説の10カ条」
1、人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
2、何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。 それでもなお、良いことをしなさい。
3、成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。 それでもなお、成功しなさい。
4、今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
5、正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。 それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6、最大の考えをもった最も大きな男女は、 最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7、人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8、何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。
9、人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
10、世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
(ROCKET NEWS24 これは胸に刻み込みたい! マザー・テレサも感銘を受けた「逆説の10カ条」参考)
どれも素晴らしい言葉ばかりですね。
特に1番の言葉は胸に響く感じがします。
「それでもなお」という言葉のあとに筆者が最も言いたいことが来るからでしょうか・・・大切なこととして胸に深く刻み込まれるような感じ。
人間って素直になれない生き物ですが、これらの言葉に従って生きれるようになったらきっと素敵ですし、世界ももっと素晴らしく見えるんでしょうね。
異常犯罪などが頻発している今日この頃。
ニュースなどを見ていても、目を疑いたくなるような事件も少なくはありません。
これらの言葉は人の根本にある優しさによって生まれているような気がしますし、日々の忙しさで忘れかけているそれを思い出させてくれる言葉なんでしょうね。
この気持ちをみんなが持っていれば、事件なんて起きないんだろうなぁと信じてやみません。