どーも、T.Kです。
今回は最近テレビでよく報道されている「いじめ」問題についてですが、どうやら新たな進展があったようです。
引用元(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120905/t10014804911000.html)より、以下抜粋。
全国でいじめの問題が相次いでいることを受けて、東京・品川区の教育委員会は、いじめを繰り返す児童生徒を出席停止にできる制度を区立の小中学校で積極的に運用することを決め、5日、ほぼ全員に当たる1200人余りの教員を集めて出席停止の要件や手続きについて説明しました。
出席停止というのは、よくある例としてインフルエンザなどの伝染病の類に罹ったときになされる処置のことで、学校を休んでも欠席日数が増えません。要するに、「学校に来てはいけません」ということです。
それを、いじめを行った生徒に対しても適用しようということらしいですが……とりあえず、同サイトに載っていた、現場の教師の声を。
「出席停止は最終手段だと思うが、児童生徒や保護者に周知することでいじめの抑止につながる有効な方法だと思う」
「どの段階から出席停止にするのか、基準があいまいな気がする。いじめをした子どもの保護者が、出席の停止をきちんと受け入れるのかを考えると本当に実行できるのか不安がある」
「いじめる側の子どもは、何らかのストレスをためている子なので、出席停止にして家庭に戻しても、根本的な解決になるのか分からない。出席停止にしたあと、勉強や生活を誰がどのようにフォローするのか心配だ」
そして、こちらは保護者の声。
「いじめの問題は深刻で、ここまでしないと命を守れないところまできていると思う。一歩踏み出した対策が必要だと思う」
「いじめを見つけることが難しいなかで、出席停止にする児童をしっかり把握できるのか疑問です。出席停止よりも先生と生徒の信頼関係を築いていじめを把握できる体制作りの方が先ではないか」
「出席停止だけではいじめはなくならないのではないか。学校はいじめを未然に防ぐための教育にもっと力を入れてほしい」
と、賛成・反対意見ともに見受けられます。
このニュースを見ている限りでは、教育現場はまだまだ落ち着きそうになさそうですね。
千里高校ではいじめなど全く一切無さそうですが、……世の中、そんな学校ばかりではないということを痛感するこの問題です。