どーも、T.Kです。
今回はタイトル通り、「大阪府立大学と大阪市立大学が法人統合しちゃうかもしれない」というお話です。
学生の方々、必見!
……ですが、その前に、法人とは何でしょう? Wikipedia先生(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E4%BA%BA)にお伺いしました。
自然人以外で、法律によって「人」とされているものをいう。「人」とは、法律的には、権利義務の主体たる資格(権利能力)を認められた存在をいう。つまり法人は、自然人以外で、権利能力を認められた存在ということになる。
ちょっとよくわからないですね。
では、公立大学の場合の法人の種類は、というと……ふむ、どうやら『公立大学法人』という名前のようですね。またまたWikipedia先生(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%B3%95%E4%BA%BA)に聞いてみたところ、
公立大学法人(こうりつだいがくほうじん)は、地方独立行政法人の内、一般地方独立行政法人で大学又は大学及び高等専門学校の設置及び管理を行うものである。
とのこと。
うーん。もう一声!
地方公共団体が直接に大学を設置することは学校教育法により認められており、公立大学を設置・運営するにあたって公立大学法人を設立することが義務づけられているわけではない。しかし、運営を効率化し、投入する税金額を減らす効果があることから、現在も毎年のように公立大学法人が生まれている。
ふむ……まあ、少しはわかりましたね。
ちなみに、大阪府立大学・大阪市立大学ともに運営主体は公立大学法人らしいです。
それでは、ここまでを踏まえた上で、大阪市立大学のホームページ(http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/corporation/integration/about_integration)に書いてあることを読んでみましょう。
このたび橋下市長から、本学に対し、大阪府立大学(以下、府立大)との一体経営へ向けて検討する旨の指示がありました。本学としての基本的な考え方をとりまとめました。
というのが、冒頭です。
ここから、様々な説明が書かれているのですが明言はさけられており、具体的に『いつ』何がどうなるのかまではわかりません。
その中でも、T.Kが気になった文章はこちら。
両大学とも、社会が求める人材を育成し、大阪、関西の発展に貢献していきたい強い思いは同じであります。法人統合により、それぞれの大学の強みをさらに強化し、弱みを強みに変えることも可能になると考えています。
なるほど。聞くところによると、府大は理系、市大は文系・医学系が得意とのことですから、この点は期待できそうですね。
さらに、こんなことも。
なお、今回進めていく方針は、本学の教育研究の更なる発展をめざした経営主体の一元化であり、来年度の本学の入試や教育内容等には何ら影響はありません。
なんと……千里高校44期生代では関係無くとも、45期生代では関係あるかもしれないんですね……/(^o^)\ナンテコッタイ
あと、ここから読み取れるのは、大学自体はまだ統合されないということですね。
要するに、学業にはほとんど関係無い、と。
……なんて思っていたら衝撃的な記事が。
読売新聞(http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120926-OYO1T00282.htm)によると、
大阪府と大阪市が進める府立大(堺市中区)と市立大(大阪市住吉区)の統合に向け、府市は両大学を統合した新大学を創設し、2016年度に開校する方針を固めた。府市が「大阪都」移行を目指す15年度に両大学の運営法人をまず統合し、新大学の学生募集を始める。
ええええええ。
結局新しい大学出来るんですか! そしてぼくらの代は全く関係がないほどの年代!
ここまでの話は一体何だったんでしょう。
それはさておき、今後のために、統合後どうなるかを見ておきましょう。これも読売新聞の同ページから引用。
府立大は、工学部にあたる「工学域」など4学域と大学院7研究科があり、学生数は8110人(11年度)。市立大は、法学部など8学部と大学院10研究科を置き、8820人(同)。統合後は、学生数で首都大学東京の1・8倍の規模になる。また、新大学の学部編成案は、有識者らの検討会議で策定中で、年内に府市統合本部で決定する。
とんでもない規模です。
これは……2016年の大学入試、荒れそうですね。
そもそも大阪都構想が荒れそうですけど。
まあ、事の成り行きをじっくりこっくり見守っておきましょう。