by Moyan Brenn
法律により、著者の没後50年から、その作品の著作権は消滅すると定められている。
そして、没後50年の作家の作品をまとめ、ネット上で無料で公開しているのが、「青空文庫」。
今年没後50年となる作家は、よく名の知られた人も多く、青空文庫の更新に期待が高まっている。
○今年没後50年となる作家
1.吉川 英治(よしかわ えいじ)
1892~1962年
作家。
代表作:「親鸞記」、「宮本武蔵」、「鳴門秘帖」など
「吉川英治賞」という、優れた文学作品、並びに文化活動にいそしんだ人物、団体に与える賞が設立されている
2.室生 犀星(むろう さいせい)
1889~1962年
詩人、作家
代表作:「愛の詩集」、「幼年時代」など
3.柳田 國男(やなぎだ くにお)
1875~1962年
民俗学者
代表作:「遠野物語」、「蝸牛孝」など
4.正宗 白鳥(まさむね はくちょう)
1879~1962年
作家、劇作家
代表作:「何処へ」、「泥人形」、「白壁」など
他にも、「ナルニア国物語」の「C.S.ルイス」なども、名前を連ねています。
この機会に、ぜひとも日本の近代文学を読んではいかがでしょうか?
柳田國男の、「遠野物語」はすこしホラーも入ってますが、その地方に伝わる話なんかは、とても面白く読めますよ。
余談:最近まで、「吉川英治」のことを「きっかわえいじ」だと思ってました……すみません、吉川さん。