By Corhob
7月20日公開予定、結構前から発表されてましたが、かなり近づいてまいりましたね。自分は都合でちょっと見れないかもしれませんが、何にしろ楽しみです。
「風立ちぬ」という作品は、モデルグラフィックスに2009年の4月号から2010年の1月号までの計9話が掲載された漫画であった。そしてそれがスタジオジブリにより、アニメーション映画化されたというわけです。宮崎駿がモデルグラフィックスに連載したものが映画化されるのは「紅の豚」以来2つ目である。1938年に 堀 辰雄 (ほり たつお)さんが自身の体験を元にした小説も発行してあり、そこからの思想も盛り込まれているようだ。
物語の主人公の名は 堀越 二郎 (ほりこし じろう)。実在の人物をモデルとしている。映画のポスターには、“堀井二郎と堀辰雄に敬意を込めて” といった宮崎の感謝の言葉がつづられている。当然オリジナル要素が多く含まれることになるため、実際のエピソードとは異なることになるが、堀越の遺族に対して事前に了解を得ている。ちなみに、宮崎駿が監督した作品で、実在の人物を主人公とするのは初めてである。
堀越二郎は航空技術者として活躍し、零戦などの設計を手掛けた人物である。東京・名古屋・ドイツの三か所を舞台とし、堀越の半生を描いた作品となっている。航空関係だけでなく、オリジナル要素の一つである恋愛シーンも盛りだくさんである。
声優陣も見てみたところ、第一印象としてはなんだか・・・キャラクターと顔(雰囲気?)の似てる人が多い気がします。ある意味本人たちからしても役に入りやすかったところもあるんじゃないでしょうか、っていう勝手な推測。
宮崎駿が連載していた当初、これを映画化するつもりは全くなく、鈴木敏夫に映画化を提案され、決行したという作品である。そうやってできた映画が一体どんなものになるのか、ぜひ見てみたいです。