世界中で新種の昆虫というものは、年間約2000~2500種類発見されていますが、既に見つかっているものでも、詳しく調べると新たな発見があります。
今回発見されたのは、農作物の害虫の中に歯車を使い、驚異的なジャンプ力を作りだしている種類がいるということです。昆虫なのに歯車・・・・・・?少し違和感がありますが、詳しく見てみましょう。
その昆虫と歯車がこちら
しっかりかみ合っています。
この歯車はナノスケールレベルで見てやっと見えるていどの大きさではありますが、これが無ければ空中で体が回転してしまい、まっすぐ飛べなくなってしまいます。
この昆虫は、ウンカ種の仲間の幼体ですが、歯車を持つのは幼体だけで、成体になるとなくなってしまいます。
しかし、成体になってもジャンプが可能なので、専門家はこの虫がどのように成長してきたのかを考えています。
masterは勝手に成長していく中で跳ぶときの感覚を覚えて成体になったら歯車無しでもバランスが取れるようになったから退化したんじゃないか、とか考えています。
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