今年の「秋」はまだ来ないのでしょうか…。

10月に入ったというのにまだ暑い日が続いています。正午を回ったこの時間帯、北海道を除いてほぼ全国的に気温が平年より高くなっており、季節はずれの暑さが収まる気配はありません。早く過ごしやすい秋にやってきてもらいたいところです。

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ところが、昨日10月9日の、1日で1番気温が高くなる14時の時点の全国の最高気温の分布(上図)を見てみると、多くの地域で最高気温が25℃以上を観測し、129地点で最高気温30℃以上の真夏日になっており、史上類を見ない暑さになっていることがわかります。10月としての観測1位の気温を記録する地点も少なくありません。

そしてなんと、新潟県糸魚川市一の宮では午後1時53分に最高気温35.1℃を記録し、10月としては観測史上初の「猛暑日」を記録しました。これまで10月に観測された最も高い気温は2005年に長崎市で観測された34.3℃で、昨日の記録はこれを0.8℃上回るものになります。

一体どうしてこのような記録的な暑さが観測されたのでしょうか?その原因は今週九州・沖縄で猛威をふるった「台風24号」と「フェーン現象」によるものだと考えられています。

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フェーン現象とは、水蒸気を含む空気が山を越えるとき、山の風下側の気温が上昇する現象のことをいいます。水蒸気を含んだ空気の塊が上昇すると、雲が発生し山の斜面に雨を降らせます。それによって空気は水蒸気を失い「飽和」状態になります。この状態で山を登り続けても気温は下がりにくく、頂上を越えて山を下るときに気温が大きく上昇することになります。このように、フェーン現象は、空気の塊が山を上昇するときと下降するときの気温の減少する割合の違いによって生じるそうです。

今回の場合、温帯低気圧に変わった台風24号からの暖かく湿った空気と、北陸地方に吹いていた強い南西の風が要因となって、フェーン現象が発生し、猛暑に至ったようです。

これからの将来、春や秋の過ごしやすい季節が極端に短くなり、夏と冬が極端に長くなる「二季」の状態になる可能性が高いといわれています。このような状態になると、ゲリラ豪雨や干ばつが発生しやすく、気温の変化も激しくなってきます。日ごろの天気予報の確認がより必須になってくることでしょう。

日本の美しい四季がなくなることがないように、私たちも節電をはじめとする環境対策に積極的に取り組むべきだと感じました。

 

参考記事は[ilink url=”http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131009-00010003-wmap-soci”%5Dこちら%5B/ilink%5D

気象庁 「気温の状況」(画像引用)は[ilink url=”http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tem_rct/index_mxtem.html”%5Dこちら%5B/ilink%5D

フェーン現象についての詳細(画像引用)は[ilink url=”http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/phenomena/foehn.html”%5Dこちら%5B/ilink%5D

 

投稿者: 波助

高2になった47期生、波助です。携帯のメール受信音が「ふなっしーだなっしぃ~!」になっているのはあまり知られてはいけないことです、はい。ポケモンって楽しいっすね。もっと強くなりたいなあ。でも毎日が忙しすぎて最近やれてないなあ…。そして小説もがんばろっ…。