今までジャイアントインパクト(火星サイズの隕石が地球にぶつかったと言われる)によってできたと言われていた月が、実は金星から地球に引っ張られて来たものだとする説がアメリカカリフォルニア工科大学のデイヴ・スティーヴンソン教授によって発表されました。
土星や天王星にも月がたくさんありますが、その月達よりも地球の月が大きい理由もその理論で説明できるのです。
しかし、この理論では説明できない部分があります。それは、月と地球の地質が地質学的にとても似ていることです。金星の月だからといって金星と月が同じ地質というわけではありませんが、月がもともと金星にあった可能性はかなり低いでしょう。
月の由来には謎が多く、ほかにも地球の中心(コア)が広島原爆の400億倍ものエネルギーで爆発し、そこから月を作ったという説もあります。
遠いけど近くにある月ですら正体がつかめないなんて、宇宙って奥が深いですね。
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