某日某所、報道部の誇る五傑が集いし時、物語の幕は開く……。
そう、彼らは、「クトゥルフ神話trpg」に取りつかれた者たちなのだ。
というわけで、KIリュウ、master、オリン、波助、狼蘭の五人でクトゥルフ神話trpgをプレイしてきました。
○クトゥルフ神話って何?
ラヴクラフトという作家と、その友人たちによって作り上げられた架空の神話体系。
かつて大地を支配していた「旧支配者」が現代によみがえる、という話を主体とする。
様々な神話生物が登場し、とても複雑怪奇な物語である。
詳しくはこちら→クトゥルフ神話 wikipedia
○trpgってどんなもの?
trpgとは、「テーブル・トークRPG」の略
trpgは、一言で言うと「ゲーム機のいらないRPG」
プレイヤーたちは自分の造ったキャラクターになりきって、ロールプレイをしながら物語を進めていく。
その際、ゲームマスター(またはキーパー)と呼ばれる存在が、イベントを発生させたり、プレイヤーたちにヒントを与えたりする。
用意されたシナリオを完遂できれば、ゲーム終了となる。
詳しくはこちら→テーブルトークRPG
○キャラクターの造り方
この「探索者シート」にそって、自分のキャラをかためていく
①キャラクターの能力値をきめる。
基本的に、能力値は全てダイスで決める。
それぞれの能力値の決め方は次の通り
※ダイスの表しかた:6面ダイス3つの場合3D6と表す
今回は、全ての能力値について3回までふり直しOKとした(そのせいで皆チートになった)
②技能ポイントを割り振る
主人公には、職業によって様々な技能が与えられる。
例えば、警官なら「言いくるめ」や「説得」など。
職業によって割り振られる技能は違ってくる。
そして、それぞれの技能には「成功率」が与えられている。
そこに、EDU×20分のポイントを自由に割り振れる。
さらに、自分の好きな技能に、INT×10のポイントを割り振れる。
そうして、キャラクターの外殻が決まってくる。
③名前と経歴をきめる
自分のキャラクターの名前や、過去にどんな人生をたどったかを決める。
もちろん、自分好みにきめていい。
たとえば、暴力団がバックについている弁護士―なんてものとか
④給料と持ち物を決める
そのキャラクターの給料は、1D10を振った値に応じて決まってくる。
そして、その給料のなかで、好きなものを買うことができる。
バイクとか、ナイフとか、応急手当て用キットとか、スタンガンとか、雀卓とか……。
ただし武器を買う場合、どうしてその人がそれを持っているのか、きちんとした理由が必要となる(警官だから拳銃、はあり)
○シナリオのすすめかた
①基本的なこと
基本的に、GMから出されるミッションについて調べるのが目的。
プレイヤーは自由に気になる所をGMに質問しても良い(答えてくれるかどうかは分からない)
また、プレイヤー同士は協力してもいいし、対立してもいい。
集団行動をするのも、一人で行動するのも良し。
自分の好きなように、ミッション完遂に向けて動けばいい
②技能をつかう
シナリオ内では、技能を使うことがよくある。
たとえば、誰かの部屋に忍び込もうとするときは、まず「聞き耳」をするとか。
技能を使う場合は、まず1D100をふる(1D100は、10面ダイスを二個用意。一つは1の位、一つは2の位として使うとよい)
ダイスが、自分の技能の「成功率」より下の数値を出せば成功。
成功すれば特典が付いてくるし、失敗すればそれなりのリスクが降ってくるだろう。
また、1~5の目は、「クリティカル」といい、成功したよりも更に良い特典が付いてくる
一方で、96~00の目は、「ファンブル」といい、失敗したよりもさらに悪いリスクが降ってくる。
特典やリスクは、GMから言い渡される。
③戦闘
クトゥルフ神話trpgでは、敵と戦闘することがある。
戦闘の時のルールは以下の通り
・最初は火器(1発目)を使う人から行動する
・その後、行動はDEXの高い順に行う(同じDEXの人が2人以上いるならば、1D100を振り小さい目を出した順に行動する)
・その際可能な行動は、①近接攻撃をする、②火器(2発目)を撃つ、③ピストルを抜く、ライフル等を構える④その他
・また、1ラウンド3発撃てると指定されている銃は、DEXの半分の順番で3発目を撃つ
もちろん、敵からも攻撃してくる場合がある。
ダメージが蓄積し、自分のHPがゼロになった場合、そのキャラクターは死亡する
④san値
san値というのは、正気度のこと。
クトゥルフ神話trpgでは、現実世界では起こり得ないような現象が起きたりする。
その現象を目撃した場合、プレイヤーはsanチェックを行う。
方法は、技能値の時と同じ。
失敗した場合、状況に応じたsanが減る。
一度に5以上のsanが減った場合、キャラクターは一時的狂気におちいる(正常な行動ができなくなる)
参考になるサイトはこちら→http://nanatu4u.jugem.jp/?eid=35
それでは、次は実際にプレイした様子をご覧に入れましょう
「クトゥルフ神話trpgをプレイしてみた【プレイ編】」からどうぞ
「クトゥルフ神話trpgをプレイしてみた【ルール編】」への7件の返信
TRPGやったことないんだけど、これがあれば完璧だね!!
おもしろそう(小並感)
部活だと人数揃いやすいからよいね。
TRPGやりたいです!!
第2回がやりたいっすなぁ
第二回きぼんぬ
san値減少の恐怖は半端ない。
二回目やりたいわ~