そこで今とある批判が起こっています。
それは健大高崎(群馬)-利府(宮城)の試合のことである。この試合では健大高崎がチームのスローガンてある「機動破壊」を表した試合であった。結果は計11回の盗塁をし、10-0での圧勝となった。とても素晴らしい機動力だ。
しかし容赦なく最後まで走り続けたことに批判的な意見も出た。この試合の書き込みではほとんど機動力や勇気などを賞賛するものが多かったが、一方で否定的なものも多かった。
「対戦相手を侮辱している。」などだ。これらの意見の根底にあるのは野球界に存在する《暗黙のルール》だ。健大高崎はこれを破ったのではないかという見解だ。
この《暗黙のルール》の元になっているのは米メジャーにあるアンリトン・ルール(ルールブックに書かれていないルール)だ。これには派手にガッツポーズをしない、大差のついたゲームで3-0から打たないなとモラルのある行動が書いてある。そして日本のプロ野球でもこのルールが浸透してきていた。
この問題は過去にもプロ野球界でも問題視されたことがある。この暗黙のルールに照らせば健大高崎はアウトが何回もあることになる。
だがこの暗黙のルールはあくまでプロ野球界での話であり、このような《暗黙のルール》を高校野球に当てはめるのが間違っている。スポーツマンシップの精神を忘れてはいけないが、勝利のための姿勢を誰も批判はできないだろう。
いくらなんでもプロ野球の暗黙のルールを持ってきてまで高校野球を批判するなんてちょいとひどいですね。汗と涙で構築されてる高校野球なのでこういうルールは通じないはずですよね。しかし一試合に11盗塁なんて素晴らしい機動性と脚力ですね。僕も早く走ることができたならば…。
「高校野球で圧勝するも暗黙のルールを犯したとして大批判!」への1件の返信
盗塁にはもちろん脚力も必要だけど、走塁テクニックも必要。
大切なのは一歩大きくリードをとる勇気。みたいなことを盗塁王が言ってたような。
果たしてその勇気を責められるか。
高校野球においてセーフティーリードなど存在しない。
そもそもセーフティーリードなどを考えることがスポーツマンシップに反するかも知れない。