平日って人の量じゃないです本当にありがとうございました。
揉みくちゃにされながら人混みをかき分け、空いてそうなところ(それでも40分待ち)に入ったらそこはオリバンダーの店。杖を買える店である。
なんかお土産買わないとなとか考えながら約20分をマイクラしつつ時間を潰し、早速(?)入店。
高く積まれる杖の箱の図。
案内のお姉さんに導かれ、棚の裏側の杖の案内人の元へ向かう一行。(20人ほど)
向かった先は非常に暗く、その影に紛れるようにその男は立っていた。どう見ても想像していたオリバンダーより遥かに若い男であった。
男は、早口の英語で何かを話しながら階段から降りて来て私の方を示し、「アナタ、コッチニキテクダサイ」と日本語で言う。
つい、後ろを振り返ってしまった。
何せ、人の塊の中ほどに居た私が選ばれてしまったのだ。なんでや、他にも人は居るやろ。
そう思いながらおっかなびっくり前に出てきた私に英語で喋りかける男。何とか聞き取ろうとするものの、英語力5の私ではイマイチ把握しきれない(バカ)。
そして時折日本語で「オナマエハ?」だの、「誕生日ハ?」だの聞いてくる。
持ち前の(?)コミュ症を発揮しつつ返答していると、思い出したかのように棚から杖の箱を取り出した。
そして箱を開けて中に入っている杖を私に渡し、鍵の掛かっているらしい棚に向かって呪文を唱えるように言った。
小学生の頃なら嬉々として叫んだであろうが、高校生になって呪文を唱えるのは気恥ずかしく思い、小さめの声で唱えたらリトライを命じられてしまった。
仕方なく、自分の出せる程度で全力の声で呪文を叫んだ。
「アロホモラ!」
その途端、棚が突然開きその前に立てかけてあったはしごにぶつかり、大きな音を立てた(原作再現)
慌てた様子で男が棚に向かって杖を振ると棚が元に戻った。
そして、私から杖を回収しまた別の杖を取り出した。
正直言って、これ以上呪文を叫ぶのは遠慮したかった。文字として打ってる今でさえ悶え苦しんでいると言うのにまだ私に黒歴史を紡がせるというのか。
もちろん私のそんな思考など関係なしに今度は杖の入った棚に向けて呪文を唱えろと言う。
私は半分ヤケクソになりながら唱えた。
「アクシオ!BOX」
そして 棚 が 崩 壊 し た 。
杖が飛び出かけ、ガタガタになり掛けたそれを男は素早く「レパロ」と叫んで元に戻した。
また、私から杖を回収し、突然何かを発見した素振りをみせ、こっちを一瞬見てそれを取り出した。
それと同時に音楽も鳴り出し、神秘的な雰囲気とともに箱に積もった白い粉(意味深)を吹き飛ばした。その粉は空気に混じって消えていった。とても神秘的だった。
そうして取り出された杖を私に渡した途端、
ランタンの光が強くなり風が吹いて来た(原作再現)。
そして、男は驚いた顔で私の杖を箱に戻し、その箱を私に渡した。
謎の拍手が巻き起こり、そのまま店内に通された。
そしてその場の流れで購入。(断るに断れないよ!)
その商品がこちら。
でもカエルチョコ(¥1500 高い!デカイ!食べにくい!)に比べたら思い出効果もあり、安かったかも(錯乱)
あとで店の中見回ったらハリーポッターの杖とかダンブルドアの杖とかも売ってました。杖に選ばれたから仕方ないね(白目)
「ユニバのハリーポッターで杖に選ばれた話」への1件の返信
杖に選ばれることがあるのね!でも選ばれたら購入確定つらひ!しかも結構高い!でも行きたい!