漫画って、読んでると「どうやって作ってるんだろう…」って思いますよね。
デジタルなら範囲を選択して、中を模様で埋めるだけですが、
アナログの場合は…?
そう、トーンですね。
最初は
「ん?トーン?トーンって何?」
って感じでしたが、少し詳しい友達から教えて貰いました。いやー無知は恐ろしい。
どうやら模様の入ったスクリーンをカットして、イラストに貼っていくらしい。
なるほど、ということで、早速実践してみよう…。
◆トーンの使い方
買った際、トーンはビニールに包まれて入っていました。
ビニールから出すと、裏紙の上にスクリーンが貼りついているような形ですね。
①まず、イラストに裏紙のままスクリーンを乗せ、透けて見える貼りたい範囲より、少し大きくカット。
(写真はあんまり大きめにカットしてませんね。まあ十分な範囲貼れたらいいや←)
②切った裏紙からトーンを剥がし、イラストに乗せて、軽く抑えながらアウトラインに沿ってピッタリカット。
③要らない部分を剥がして、スクリーンの上から裏紙をあて、先の平らなもので軽く擦って、密着させる。
(写真の黒いやつは、スクリーンを貼るための…何かの………板みたいな何か。ちゃんと売ってるんですね。)
ということで、今回イラストにトーンさんを使わさせて頂きました。
こちら。
ゲーム「マインクラフト」の、二次創作イラストです。
実は、グラデーションのトーンを貼ったのですが、途中でグラデーションが不自然に切れてしまい、
それを補うために、下に灰色トーンを付け加えたんですが、やはり不自然。
そこで、ふと「これ、海に見えるな」と気づき、修正液で海に見立てました。
海と空の境目は、トーンの境目です。
いやー危ない危ない。
ホント、初心者にもほどがありますねー…
まあ最初はこんなもんです。
後々慣れますよ(震え声
ちなみにこのイラスト、一週間に製本されるインスマガジン「オープンスクール号」にて、掲載される予定。
千里高校の正面玄関を登った、図書室前に置かれる予定です。是非お手にお取り下さい。露骨な宣伝です。
最後は加工したイラストで締めましょう。ではでは。