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千里高校

【2014】47期総合科学科研修旅行 【第四話後半】master、山に登る

前回:http://ins-magazine.net/?p=37795

研修旅行から2か月。もうそろそろ進級とか受験とかの事が頭をもたげて来た、今日この頃。
まだ、masterの研修旅行は終わっていなかった。

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こんな感じのバンに乗って完全なオフロードを進む。

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昼食を摂り、より高度の高い方へと進む。高度の低い雲の中に突入。

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標高が高くなるにつれて景色がどんどん変わってゆく。

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このあたりまで来ると、車の揺れでろくに写真が撮れない。

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出発から約1時間半。標高2800m、オニヅカセンターに到着。

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ここで約1時間高地になれるために滞在する。

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地上より空気が澄んでおり、とても鮮明な写真が撮れる。

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自分が登った時、丁度雲と雲の間あたりにオニヅカセンターはあった。本来この時点で頭上に雲は無いのだが、不幸なことに、珍しい出来事に出会ってしまったのである。

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火星に似た、赤茶けた大地を更に登る。まるで荒廃した世界を登り続けているような錯覚にとらわれる。

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そして、山頂到着。画像を見ていただければわかる通り、まだ雲が上にある。なんでや。
そして多くの国が作り上げた、天体望遠鏡がそこかしこに建築されている。

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そのまま山頂で沈む太陽を眺め続ける。

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それはどこか神々しく、それであって簡単に崩れていくように思えた。
自分に恋仲の人間などいないので、異様なテンションの友人を眺めつつただただ無言でそれを眺めていた。涙がこぼれた。嘘だけど。

察しの良い方ならこの写真のすべての上部に雲がかかっているのを見て、この後にあった天体観測がどうなったか分かるだろう。
更に運の悪いことに、この日は満月の前日であった。

結論。星なんて見えなかった。

満天の星空を期待していた自分に唯一見えていたのは空で無駄に激しく自己主張する月だけであった。

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なんか悔しかったので写真を撮っておいた。

この後、普通にバンに揺られてホテルに帰った一行は、吸い込まれるようにベットにダイブし、そのまま眠りに落ちた。

翌日は特に面白いこともなく、普通に飛行機に乗って日本に帰還。特に何もなかった。写真すらなかった。べ、別に取り忘れたわけじゃ(ry

そんな感じでmasterの研修旅行は終了したのであった。
心残りがあるとすれば、マウナケア山頂で星を見れなかったことと、用意していたドルを使い切れなかったことだろうか。

総合的に見て、実に実りのある研修旅行になったと思う。

作成者: master

ガールフレンド(仮)・現在ランク237。五十鈴タソペロペロ(受験により隠居中)
艦これ提督レベル107。最近やる気低減気味。イカだ!イカを出せ!
半年で10キロぐらい太った() 痩せねば。
ごちうさ難民化が進行している。(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア

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